長野県コラム・まとめ

【上高地】穂高神社 奥宮

この記事は約9分で読めます。

長野県と岐阜県の県境にある日本アルプスの渓谷 上高地(かみこうち)は、

自然がとても美しく、登山利用者だけでなく、老若男女問わず人気の観光地です。

 

 

自然を愛する人たちが、上高地を含む山々(自然)を大切にしたい思いから

上高地はマイカー規制がされており、

登山利用者も、観光客も、我々のような一般利用者は、

上高地へ入ってしまえば徒歩での移動が基本になっています。

 

上高地の玄関口「上高地バスターミナル」からはじまり、

上高地の中心部は、言葉では表現しきれないほどに美しい「梓川」に架かる「河童橋」です。

 

アクセスについては別記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。

 

【上高地】駐車場・シャトルバス・最短のガソリンスタンドはココ!
マイカー規制がされている上高地へ、実際に自家用車で行った筆者が、上高地の駐車場、シャトルバス、そして駐車場から一番近いガソリンスタンドを<まとめ>てご紹介します!

 

 

河童橋を出発し、梓川の上流へ歩いて行くと、約1時間で、

山の神様がおられる「穂高神社(ほたかじんじゃ)」の奥宮(GoogleMap)があります。

 

奥宮(おくみや)とはWikipedia引用)

同一の神社に複数の社殿があり、かつ社殿と社殿の間が非常に離れていて一見すると別のものにさえみえるような場合にこの語が用いられることが多く、社殿が複数ではなく単一である、あるいは複数であっても互いに至近距離にあるような場合にはあまり用いない。

使用の最も典型的な例として、山裾と山頂の二社に同一の祭神を祀る場合、山裾の神社(本社・本宮・下宮)に対して山頂の神社を奥宮・奥社・上宮という

また、元々、山頂に本殿が設けられたが、参拝に不便なため、麓に本殿を移し、旧本殿を奥宮とした神社もあり、このような場合、奥宮を「元宮」と呼ぶことがある。

 

本宮(本殿)は、信州の中心地 長野県安曇野市穂高の街の中に在り、

奥宮は、ここ、穂高連峰の麓の上高地に祀られており、

嶺宮は、北アルプスの主峰奥穂高岳に祀られています。

 

 

 

参道

 

 

河童橋から穂高神社 奥宮までのルートは、

梓川の北側にあるハイキングコース(砂利道や湿地の上に細い木板の橋がかかっていたりなど様々な道)と、南側にあるハイキングコース(車1台分幅の砂利道)の二通りあります。

 

 

ですが、参道は南側のハイキングコースとなっていますので、

参拝を目的として参られる方は、梓川の南側のハイキングコースへお進みください。

 

 

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明神橋

 

 

参道を進むと梓川に架かる「明神橋」があり、この明神橋を渡れば穂高神社 奥宮です。

 

頑張って歩いた分、早く参拝したい気持ちも大いにわかりますが、

明神橋を渡る前に一度立ち止まって見上げていただきたい。

眼前に広がる「穂高岳」「明神岳」が素晴らしいのです!(写真に写る後ろの山々)

 

穂高岳は、穂高神社の御祭神 穂高見命さまの御神体です。

ぜひ全身で感じてから明神橋を渡ってください☺

 

 

 

御祭神 穂高見命さま

 

御祭神 穂高見命さまの御神体は穂高岳であり、

古来より麓の穂高神社 奥宮で神事が行われています。

 

穗髙見命さまは、海神族の祖神であり、その後裔である安曇族は北九州に栄え、

主として海運を司り、早くから大陸方面とも交渉をもち、文化の高い氏族であったようです。

 

古くより日本アルプスの総鎮守・交通安全・産業安全の守り神として広く信仰され、

近年では初宮詣・厄除・八方除など、個人の幸せを祈る人があとを絶ちません。

 

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穂高神社 奥宮

 

 

信州・安曇野・穂高 穗髙神社
穂高見命を御祭神に仰ぐ穗髙神社は、信州の中心ともいうべき 安曇野市穂高にあります。そしてその奥宮は、北アルプス穂高岳のふもとの上高地に祀られており、嶺宮は、北アルプスの主峰奥穂高岳の頂上に祀られています。

 

<参拝期間>

4月27日 ~ 11月15日

 

<参拝時間>

6:00 ~ 日没まで

 

<おやすみ>

上記シーズン中無休

 

〒390-1520 長野県松本市安曇上高地4468

0263-95-2430(冬期 0263-82-2003)

 

 

穗髙神社は日本アルプス総鎮守と崇められ、上高地明神の明神池の畔に奥宮が祀られております。

奥宮は、中部山岳国立公園である上高地の明神岳の直下にたたずむ明神池の畔に鎮座します。

明和七年(一七七〇)に「穗髙嶽御造営奉加帳」が記されており、それ以前には既に建立がなされていたと考えられます。

また同年、「雨乞三齋日記」が記されており、奥宮では雨乞いが盛んに行われていたことが読み取れます。

奥宮の例祭は毎年十月八日に山の恩恵・安全を祈願し行われ、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)をつけた二艘のお舟が明神池を一周するお舟神事が行われます。

龍は水を渡るのに最も速く、鷁は風に堪えるのに最も強いと言われ、妖気を払い吉祥を招く意味があります。

また明神池は古くは「鏡池」とも称され、神秘的な池として現在でも多くの人々が参拝します。

穂高神社公式サイト引用)

 

 

鳥居をくぐり、境内を進むと拝殿があります。

 

 

拝殿の向こう側に 穂高岳・明神岳 が在り、

山々と拝殿との間には、神聖なる神降地「明神池」が在ります。

 

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社務所から明神池へ

 

 

穗髙神社社務所の横から明神池に繋がる出入口があります。

 

社務所の窓口で、明神池の拝観希望を伝え、拝観料を支払うことで、

穗髙見命さまをより間近に感じることができる明神池へ行くことができます。

 

<拝観料>

大人 300円 / 小学生 100円

(毎年10月8日に行われている穂髙神社奥宮例大祭中のみ無料)

 

 

御守り・御朱印・御祈祷の申し込みなどの受付も、全て社務所の窓口へ。

 

奥宮限定授与品(御守り・御札)もありました。

 

御朱印は印刷したもので、自身で御朱印帳に貼り付けるものでした。

ハイキングや登山の際に重量を気にする必要がないのでありがたい心づかいです。

(御朱印帳に直にいただきたい方には残念ですが、、、)

お志は500円だったと思いますが、うろ覚えなので間違っているかもしれません🙏

 

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明神池 一之池

 

 

明神岳の伏流水を湛えた、広く澄んだ水面の「一之池」。

 

筆者が行ったのは10月上旬の早朝。

少し紅葉した樹々が、徐々に朝日を浴びて色彩を強く放っていました。

澄んだ空気と雲ひとつない青い空に、山々の輪郭がはっきりと浮かび上がり出し、

風のない穏やかな水面に反転して映る様はとても美しく、

桟橋では、写真を撮られる方たちで静かに にぎわっていました☺

 

〇於 ×↑😂

 

穂高神社 奥宮の神聖な空気も相まって、目の前が不思議な感覚でした。

 

この景色の中を体感した人それぞれが、様々な感想を述べるだろうけど、

ただ一言、、、とても綺麗でした!

 

一之池では、特別拝観を一人10,000円以上からお願いすることができ、
御船にて拝観できます(悪天候等の場合は中止)

 

他に、祈祷 6,000円 / 普通祈祷 8,000円 / 特別祈祷 10,000円 などもあり、

詳しくは、穂高神社 奥宮 社務所へ直接お問い合わせください。

 

 

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明神池 二之池

 

 

明神岳の伏流水を湛えた、庭園を思わせる「二之池」。

 

日本人ならではの感性で作られた石や樹の配置と、

そのままの自然とが織りなす、艶やかな景色が忘れられません!

 

二之池は、一之池と森林を隔てて隣に在り、

1本道で 一之池・二之池・奥へ、、、と続いています。

 

 

 

 

 

 

明神池の一之池を通り、二之池へ進み、

更に奥へと続く整備された1本道は、途中で途切れていました。

 

「歩きにくい箇所あり」

 

進入禁止ではなかったので、行ける方はどうぞお進みください😂

 

もしかしたら、月日が経って整備されているかもしれませんし、

はたまた進入禁止になっているかもしれません。

 

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参拝後は、、、

 

 

穂高神社 奥宮で存分に御神気をいただいた後は、

(たしか)境内に1軒、反対隣に1軒、それぞれ飲食店(お宿も運営されています)があるので、

ゆっくり休憩してから、再びハイキングをされるのが良いかと思います。

 

嘉門次小屋GoogleMap)/ 山のひだや Cafe do koishoGoogleMap

 

 

梓川の河原もオススメです。

 

360度、どこを見ても自然の中で、梓川の川の流れる音と鳥のさえずりを聞きながら、

持参したお茶やお弁当・お菓子を広げる一時が贅沢極まりありません。

 

河原は石がゴロゴロ転がっていてベンチなどはありませんので、

地面に座る際に気になる方は、敷物も持っていくのをお忘れなく👍

 

 

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おわり

 

以上の情報は、コロナウイルスにより変更があるかもしれません。

改めて個人でご確認ください。

 

 

日本にも自然が生き生きと広がるこんな素敵な場所がまだ残っています。

自然が自然のままに、あるがままにあります。

 

穂高神社 奥宮まで歩いて行くにはちょっと、、、という方も、

ぜひ人生で一度はこの地を体感していただきたい。

そう思うほど、穂高見命さまがおられる上高地はとても素晴らしいところです。

 

 

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ここまで読んでくださってありがとうございました!

長旅お疲れ様でした!

 

ではまた✋

 

 

 


 

 

 

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