「真如堂(しんにょどう)」(GoogleMap)へ初参りです。
詳しくは「鈴聲山 真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)」といい、
本堂である「真如堂」の名前で親しまれています。
この記事でご案内するところは、全て無料で一般開放されています☺
京都市内の寺院といえば有料のところが珍しくなく、
こちらの「真如堂」は、観光地にあるにもかかわらず、無料です。
とはいえ、全てが無料というわけではなく、
本堂の内陣拝観と、その先にある書院と庭だけは有料となっています。
参拝者用無料駐車場・駐輪場については、記事の最後に詳しく記載しています。
駐車場情報でこの記事に辿り着かれた方は、どうぞ すっ飛ばしてご覧ください。
筆者が参拝前にググった限りでは、情報が見当たらなかったので、参考になれば幸いです。
総門
「真如堂」の総門です。
こちらの総門は、赤門とも呼ばれていて、
門をくぐる前に何気なく写真を撮ったのですが、、、
大きく口を開けた獅子(狛犬)がいました😂
可愛い♡♡♡
参道のはじまりから総門まで、それほど距離はありませんが、間に「稲荷堂」があります。
「稲荷堂」については、前回の記事をご覧ください🙏
茶所
総門から直線上に本堂の真如堂があります(写真中央の樹々の間に屋根が写っています)
風情のある石畳の参道を進むと、途中に休憩所らしき所がありました。
境内マップを見ると「茶所」と記載されています。
お茶や甘酒が楽しめるそうです。
この日は たまたまなのか、コロナ渦中だからなのか、茶所は営業していませんでした😭
公式サイトを見ると「お抹茶(お菓子付き)600円」というメニューだけは確認できました👍
詳細などは、記載されていないようです。
自然豊かな「真如堂」の境内でお茶、、、良いなぁ!
茶所の建物内には仏間があり、善光寺如来さまの分身が祀られているそうです。
手水舎・三重塔
手水舎と三重塔が並んでいました。
手水舎は、最近流行りの花手水、、、ではありますが、
日本らしい控えめさと美しさが合わさった、季節の花をあしらった花手水でした☺
そして、手動です👍👍👍
真如堂(本堂)
「鈴聲山 真正極楽寺」もとい「真如堂」は、
「天台宗総本山 比叡山延暦寺」(ひえいざん えんりゃくじ)を本山とする天台宗のお寺さんで、
こちらの本堂は、江戸時代に建てられた重要文化財であり、
京都市内にある天台宗の寺院の中で最大規模だそうです。
真如堂(本堂)の前には、仏教の三大聖木といわれている菩提樹(ぼだいじゅ)がありました☺
写真だと伝わりにくいかと思いますが、とても大きく立派な樹でした!
参道を挟んで反対側辺りには、
同じく仏教の三大聖木といわれている沙羅の木(さらのき)があったり、
境内には、様々な種類の樹木が美しく植わっていました☺
三大聖木の残りひとつ、無憂樹(むゆうじゅ)は、
気にして探していなかったので見ていないのですが、探したらありそうですね!
境内の緑が溢れている様子は、記事の後半でご紹介しています。
「真如堂」の御本尊は、特に女性をお救いくださる「うなずきの弥陀」と言い伝えられている阿弥陀如来さまです。
阿弥陀如来さまの左右におられる脇侍(わきじ)は、不動明王さまと、千手観音さまで、
お不動さんは、陰陽師 安倍晴明が家に祀っていたお不動さんで、
観音さまは、天台宗の開祖 伝教大師最澄が作ったと伝わっています。
本堂内は、聖域のため撮影が禁止されていて、
三尊像は、秘仏のため拝観することはできませんでした。
毎年11月15日にのみ開帳されるそうなので、
ぜひ、予定を合わせて お参りされてください☺
そうそう!
「真如堂」では、本堂でも、(回った限りの)各お堂でも、
真言が書かれたものは無かったように思います(見えてなかっただけかも😂)
本堂の外陣(本堂内の誰でもお参りできるところ / お賽銭箱より外側)の中央に位置する、
お賽銭箱の両サイドにある柱に大きな木板がそれぞれ掲げてありましたが、
どちらも(たしか)漢字で書かれていて、
ひらがな・カタカナで書かれているのが主流の真言とは違いました。
日本式じゃなくて、中国式の真言やったのかも、、、?
延暦寺やから ひらがな・カタカナ表記のはず😂😂😂
角大師の護符
「真如堂」の授与所は、本堂 真如堂の外陣のところにのみありました。
何が置かれているんかな~?
ーーと、見てみると、、、角大師(つのだいし)の護符 発見!!!
即決😂✌✌✌
角大師である元三大師(がんざんだいし)の本拠地 横川は元三大師堂で、
角大師の護符をいただきたかったのですが、タイムリミットのため、横川へは行けず、、、😭
それ以来、横川に行きたい行きたいと、
それはもう毎日 比叡山の方角を向いては念を飛ばしておりました😂😂
根本中堂のお薬師さま🙏いつもありがとうございます🙏角大師の護符が欲しいです🙏元三大師堂に行きたいです🙏また根本中堂のお薬師さまに会いたいです🙏、、、、、交通費(+拝観料)がお高い(ので早々行けない)です😭(ケチ)行きたいです🙏
ーーという感じで😂😂😂
ほぼ毎日😂😂😂😂😂
そして月日(2ヶ月)が流れ、LINEが届きました。
「突然ですが、明日、予定空いてませんか?」
根本中堂のお薬師さまが(呆れ半分で😂)ご縁をくださったとしか思えません!!!
ヤッターーー!!!
元三大師堂は1枚500円ですが、
200円お高かったことなんて気にしていません!(ケチ😂)(真如堂は1枚700円です)
交通費プギャプギャ言うとるわ、しゃあないのう、的な😂?
考慮して真如堂へ導いてくださったのでしょう✌✌✌
ありがとうございます🙏🙏🙏🙏🙏
角大師の護符は、(置いている)寺院によって若干 違います。
好みの角大師が良いよお!という方は、
その寺院へ行かれるか、郵送が出来るのなら郵送でいただくのが良いです☺
今回「真如堂」の授与所で そのまま(ペラペラ)の状態でいただけるのかと思っていたら、
A5サイズの「角大師護符 由来」を外側にして、護符を重ね、
くるくるっと筒状に丸めて、(赤い)紙でとめてあり、
封筒に入れて、セロハンテープで封がしてあってのお渡しでした👐
角大師の護符は、疫病退散を目的として遥か昔に元三大師がつくった(というと語弊がありますが)護符で、
仏様の高波動により疫病を退治する作用があります。
詳しくは、筆者が説明するよりググった方が早そうです😂👍
いわゆる「コロナ対策」として いただきました。
角大師の護符の貼り方は、人が出入りする出入り口(家だと玄関)のところに貼ります。
一番良いとされているのは、出入り口の外側の壁に、直で「のり」で貼ること。
その次に良いとされているのは、出入り口から中へ入ったところの壁に、出入り口に向けて直でのりで貼ること。
外は雨風日光にやられる度に買い直し、貼り直し、となるので、
家の中、出入り口から入った正面の壁(上の方)に貼りました👐
米で😂
元三大師の時代は米で貼ってたやろ。
というのではなく、家にのりがなかった、米ならエコ、という理由です😂👍👍👍
米粒に ほんの少し水を足して、スプーンとか麺棒を使って つぶしたら
赤ちゃんの離乳食の水分が少ない版みたいな感じになって、粘り気が出るので、のりになります👐
米のりは、木との相性が良く、湿度による膨張などにも対応していて、
剥がす時は水で濡らすとぺりっと剥がれるそうです(剥がしてないのでわかりませんが😂)
使い方は、現代ののりと同様に、
護符(紙)の裏にのりをつけて、貼りたいところに貼るだけです。
貼って、米のりが乾くまで少し時間が必要らしいですが、
貼ってすぐ、手を放しても問題なく、現状維持で綺麗に貼れています。
(米に対して水を最低限しか まぜなかったからかもしれません)
木ではなく、現代のプラ混壁紙に貼って数日経ちましたが、全く問題なく貼れています👍👍👍
護符は、剥がれて来たら貼り直せばOKですが、
完全に剥がれてしまったら、護符の効力がなくなるのでご注意ください。
護符を新しく いただいて帰って、貼ったけど貼り方が気に入らないから貼り直し、というのもアウトです😂
貼りたてでも、貼り直しダメゼッタイ。
逆に言えば、お守りや おふだのように期限はありません👍
貼ってしまえば、完全に剥がれるまで、または経年劣化でボロボロになったり書かれているものが消えてしまうまで、永年守ってくださいます。
この角大師の護符は、先程も言ったようにコロナ対策のつもりでしたが、
低波動のもの(幽霊や悪霊など)もシャットアウトしてくれることがわかりました!
どこかに行ってお持ち帰りしちゃっても、ふらっと単独でやって来ても、
角大師の護符から発する高波動により、出入り口でシャットアウトされているようです!
時たま、護符を貼っていない出入り口やら壁やら空間からひょっこりやって来る場合があります。
霊のレベルや種類やその時々によるのかもしれません。
100%ではありませんが、高確率でシャットアウトされている気はするのでオススメです👍👍👍
貼った瞬間から家の中の気が変わって、霊の気配が無くなりました!
今のところ貼ってからは、毎日鬱陶しかったラップ音も無くなりました!最高!安心!
「真如堂」の他の授与品については、公式サイト 授与品・御朱印 をご覧ください。
(現地の)授与所では、公式サイトに掲載されていない干支の可愛い置物など、いろいろ並んでいました。
本堂内には、おみくじの元祖といわれている元三大師籤(たしか50円)もありました。
ーーが、元三大師のおみくじは複雑で、今現在一般的とされている「おみくじ」とは違って、
「元三大師堂」に3年 籠山(ろうざん / 修行のひとつ)して やっと、御本尊である元三大師からお伺いすることができ、
その籠山された方を通じて読み解いていただき、
受け手である我々は答えを知ることができるというシステム、、、だと、
こんなサクッとした文章よりも事細かく「元三大師堂」の坊守さんが丁寧に教えてくださいました。
(後日、横川へ参ることができました✌)
ちなみに、本場「元三大師堂」のおみくじは1回3,000円です。
「真如堂」の このおみくじは、また違うもの、、、なのかな?はてさて🤔
(詳しくは直接、真如堂へお問い合わせされてください)
良ければ「元三大師堂」含め「比叡山延暦寺」の記事も合わせてご覧ください☺
陰陽師 安倍晴明
本堂 真如堂の御本尊の脇侍が陰陽師 安倍晴明が家に祀っていたお不動さんであることから、
「真如堂」には安倍晴明の授与品もありました。
そのお不動さんは、安倍晴明の蘇生を助けたと伝わっており、
復活・決定往生の ごりやくがある、
護符 決定往生之秘印(400円)・お守り 往生極楽護符(500円)がありました。
絵馬(300円)もあります。
京都には、安倍晴明を御祭神とする「晴明神社」もあります。
そちらは、安倍晴明が御祭神なので、安倍晴明の波動が入った授与品がたくさんあり、
期間限定の授与品もあります。
「晴明神社」と「真如堂」は1日で参拝できる距離なので、ぜひ、巡られてみてください☺
境内
境内の紫陽花(あじさい)が綺麗とのことで、誘ってもらって行って来ました☺
当初、しおり先生と2人だと思っていたら、お富さんも参加とのことで、3人になりました👍
お富さんは着物が大好きで、普段から私服が着物です!(この日は浴衣でした)
もう、フレームインしていただく以外に何がありましょう!
ただ散歩されてるだけなのに、いとをかし!
ありがとうございました!
着物について様々なことを書かれていたり、着付けレッスンなどもされています☺
プロのカメラマンです。
華やかでいて、癒しのある写真を撮られています(個人比)
コンデジと一眼の二刀流、と見せかけて、スマホと三刀流かましてきました😂
手元がごちゃごちゃしとった😂
久しぶりの一眼は重たくて、首がもうね、、、😂
でも、一眼で撮る写真が一番好きです。
「真如堂」の境内は広く、たくさんの種類の樹木があります。
全ての樹木は、庭師さんがしっかりと管理されているので、
ただシャッターを押すだけで、どこを写真に撮っても素敵に撮ることができました☺
緑が美しかったです☺
休憩ができるようにベンチも置かれています。
紫陽花の写真は、次の記事をご覧ください🙏
元三大師堂
元三大師堂です。
御本尊は、お堂の名前の通り元三大師です。
脇侍に、不動明王さまと地蔵菩薩さまがおられます。
こちらでは、元三大師の月命日(毎月3日)に護摩供法要が 10:00 より行われます。
元三大師護摩木(100円)は、本堂 真如堂にあり、奉納することができます。
辨財天女
池越しに辨財天女さまの拝所がありました。
「真如堂」には、他にも たくさんの仏様がおられます。
そして、境内が広いのもありますが、都会とは思えない落ち着いた空間となっていましたので、
行かれる方は、時間をたっぷり用意して行かれるのがオススメです☺
駐車場・駐輪場
車で「鈴聲山 真正極楽寺」もとい「真如堂」へ行って、参拝される方は、
「真如堂」の参拝者用無料駐車場を利用することができます。
ただし、真如堂 特別拝観日・紅葉時期はご利用できませんので、ご注意ください。
参拝者用無料駐車場は、公式サイト 交通アクセス の情報によると、、、
「駐車場について / 真如堂境内の駐⾞場は⾮常に狭いため、バス・タクシーでお越しください。」
と、駐車場があることはわかりますが、
それ以上の情報は記載されていませんでした(2021年執筆現在)
実際に行ってみると、参拝者用無料駐車場はあるはずなのに、案内は何も見当たらず、、、。
更には ややこしいことに、民営の有料駐車場が手招きしているかのように位置しています😂
参拝者用無料駐車場へ行くには、参道の石畳を突き進んでください。
写真だと樹々で見えにくいですが、
朱色の総門を越えたところに参拝者用無料駐車場がありました!
航空地図で見ると こうなっています👐
(GoogleMap引用)
総門をくぐって、境内側から撮った写真です。
駐車台数は、12台分あり、
総門の白い塀沿いが駐輪場になっています。
「真如堂」までの道のりは、狭い住宅路地を通るルートとなっています。
お気を付けて、参拝されてください☺
ここまで読んでくださってありがとうございました!
長旅お疲れ様でした!
ではまた✋
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