世界共通で、ダイビングをするためにはCカードと呼ばれるライセンスの取得が必要です。
1975年くらいまで、各ダイビングショップが独自で指導していたので、
ダイビングのCカード(CカードはCertificate=認定の略です)は存在しませんでした。
近年、ビジネスとしてCカードが登場し、
このCカードがないと「ファンダイビング」としてツアーに申し込むことができません。
Cカードには様々なランクと指導団体の種類があるので、混乱している方も多いと思います。
そこで、ダイビングライセンスについて、
まとめて分かりやすく、サクッと解説します!
スキューバダイビングの指導団体
指導団体毎にCカードが発行されます。
Cカードを取得するにあたって、検定内容は世界共通で定められているので、
現物のCカード、ライセンス認定証(免許証的なもの)の指導団体のマークが違うだけで、
ぶっちゃけどこの団体で申し込んでも問題ありません。
、、、が、😂
ツアーに申し込み、現地でライセンス認定証をダイビングショップの方に提示する時に
有名ではない指導団体のものを提示すると
「なんだこれ?」というデジャブに遭遇しうる場合があります😂
世界共通で有名な指導団体は、、、
・PADI(パディ)
・NAUI(ナウイ)
・CMAS(クマス)
、、、など。
世界にはメジャーな指導団体から、マイナーな指導団体、多数の指導団体があります。
Cカードとは?
スキューバダイビングライセンスのことを、まとめて指します。
Cカードは国家資格ではなく、
スキューバダイビングの指導団体(組織)が、認定したことを証明する資格です。
「認証」という意味の「Certification」の頭文字をとって、
Cカード(Certification Card)と呼ばれています。
Cカードでも、ダイビングライセンスでも、呼び方に決まりはありません👍
Cカードには数十種類のランクがあり、
ランク毎に、潜水技術・知識・経験があることを認定するものです。
(同じランクであっても、指導団体ごとにライセンスの名前が微妙に違います)
一般に「ダイビングのライセンス」といった場合、
「オープンウォーターダイバー(OWまたはOWD)」というランクを指します。
Cカードをもつ意味
Cカードをもつことで、スキューバダイビングのツアーに申し込む際に、
初心者用の「体験ダイビング」ではなく、「ファンダイビング」に申し込むことができます。
ファンダイビングのメリットは、
スキル・経験・知識の積み重ねで、より一層、海中探検を楽しむことができ、
体験ダイビングでは行けない場所にも行くことができるうえ、ツアー代も安くなります。
ツアーではなく、個人で楽しむ場合も、
ダイビングショップで空気の入ったタンクを借りるにはCカードが必要です。
Cカードのランクとは?
入門レベル
「スクーバダイバー」など。
年齢制限がありますが、子供が知識やスキルを深めるのにおすすめのランクです。
ただし、ツアーに申し込む際、体験ダイビング扱いになります。
初級レベル
「オープンウォーターダイバー」
Cカードの登竜門と捉えて頂いてOKです。
このレベル以上で、ファンダイビングのツアーに申し込めます👍
中級レベル
「アドバンスドオープンウォーターダイバー」
ランクとは別で「スペシャリティコース」という特化型学習プログラムがあり、
このレベルになればナイトダイビング(夜の海に潜れる)学習プログラムを受けることができます。
受けていないから潜ってはいけない、やってはいけない、という訳ではなく、
専門知識とスキルを習得して、自分のレベルを上げるためのものです👍
上級レベル
「レスキューダイバー」「マスターダイバー」
アマチュアダイバーの最高峰です。
レスキューダイバーの資格を取得しないと、プロダイバーにはなれません。
プロレベル
「ダイブマスター」など。
ダイブマスターは、プロダイバーの登竜門です。
これを取得することで、プロと名乗ることができ、
講習やファンダイビングでインストラクターのアシスタントをすることができます。
最上級レベル
「マスターインストラクター」「インストラクタートレーナー」
Cカードの最高峰です。
自己判断で所属している指導団体のCカードを発行することができます。
Cカードを取得する手順と流れ
「ダイビングスクール」に通い、合宿で一気に取ってしまう方法と、
ダイビングショップと相談して、複数回に分けて必要工程をクリアしていく方法があります。
筆者は「オープンウォーターダイバー」を取得する際に
「ダイビングショップに検定だけを申し込む」という、現代ではイレギュラーな取得方法でゲットしました😂
その取得方法は、別記事で記載しています。
奮闘過程・費用・写真など、良ければご覧ください。
体験ダイビングを1度経験しておく(任意)
もちろん体験なので、潜る深さは浅い(水面~12mほど)です。
インストラクターガイドに手で引っ張ってもらい、海の世界を体験することができます。
1度でも体験しておくことで、スキューバダイビングとはどんなものなのか、理解することができます。
ダイビングスクールに申し込む
申し込みたいと思うダイビングショップは、どういうダイビングショップなのか、
どこの指導団体(PADIなど)に属しているのか、など確認することをおすすめします。
ダイビングショップで学科講習を受ける(約6時間)
Cカード取得のための教科書とDVDがあり、
教科書とDVDには、機材のセッティング方法・潜水の仕方・トラブルの対応方法など
ダイビングに必要な最低限の知識が記載されています。
事前に目を通し、インストラクターと一緒におさらいし、スクールの最後に筆記テストを受けます。
合格ラインは75点以上とされています。
プール講習(約8時間)
学科講習で習った内容をプールで実践します。
素潜りのやり方から、実際に機材を背負って潜ったり、耳抜きの練習をしたり、など、
深いプールで練習します。
海洋講習(約2日)
プールで実践したことを、今度は実際に海で実践します。
波があったり、海流があったり、プールとは全然違いますが、楽しみながら練習しましょう✌
命の安全に関わることなので、疑問点や苦手なことは決して放置せず、
理解して、実行できるまで、インストラクターに聞きましょう。
スクールの最後に約25項目の実践テストを受けます。
合格ラインは「できたらOK」です。
Cカード取得
ダイビングスクールを終え、筆記テスト・実技テストに合格すると、
後日、合格通知と一緒にCカード認定証が郵送されます。
これで立派なダイバーの仲間入りです👍👍👍
国内・海外問わず、世界中のファンダイビングツアーを利用することができます。
まとめ
海の中は、見たこともない魅力で溢れています。
スキューバダイビングは、私たちが唯一、触れることのできる「惑星」を
探検することができる方法です。
そして、海は人間の領域ではないので、海に入ってしまえば、常に自然の脅威と隣り合わせです。
Cカードを取得するにあたり、海での事故を未然に防ぐ知識がもてます。
スキューバダイビングで楽しむためにも、ルールをきちんと守り、
最低限の必要知識・スキルを発揮して、海と仲良くなりましょう!
最高の海ライフを👍👍👍
ここまで読んでくださってありがとうございました!
長旅お疲れ様でした!
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